【手部】ばね指

ばね指とは?

指を曲げる腱は、腱鞘というトンネルの中を出入りしているため、指の使いすぎによる摩擦のために炎症が進み、腱鞘が肥厚したり、腱が肥大したりして通過障害をひき起こします。
特徴としては、女性に多く発症し、母指、中指、環指に多くみられます。
示指、小指での発生は比較的少なく、また、糖尿病、リウマチにも合併し、この場合、多発性で治りにくいのが特徴です。

また、一概に腱鞘炎といっても、痛みだけの軽いものから、ばね指現象を伴ったもの、更には腱自体の動きがなくなり指が動かせなくなったものや関節自体が固くなり動かなくなったものまで様々です。
放置していると完全に指を曲げ伸ばしすることができなくなることもあります。
そのため、早めの治療が不可欠であり、状態に応じて適切な治療が必要になります。

治療

安静

とはいってもなかなか完全に安静を取ることは難しいと思います。
テーピングや装具固定を行ったり、リハビリテーションを必要とすることも多々あります。

腱鞘内注射

他のところで注射をした事があるけれどあまり効かなかったといわれることがあります。適切な部位に適切な薬や量を注射してあげれば、それだけでよくなったといわれることもよくあります。一度拝見させて頂ければと思います。

手術 腱鞘切開術

最近では、手術まで行う事は比較的少なくなっていますが、病態が進んだものや複数回注射をしてもよくならないものには適応となります。
手術時間も15分程度です。