当院の巻き爪矯正について
当院ではB/Sスパンゲ法というドイツ発祥である矯正方式を採用しております。
グラスファイバー製の特殊なプレートを爪の表面に貼り付け、爪を元のきれいなアーチ状へと徐々に戻していく方法です。
矯正時に皮膚を切ったり爪を抜いたりすることはなく、施術中の痛みはほとんどありません。
半透明のプレートを用いている為、装着後もあまり目立たず、入浴や運動なども可能です。日常生活上の制限があまりなく、矯正を続けやすいことも特徴となっています。
巻爪矯正は自費診療となっております。
先ずは一度診察を受けて矯正の適応があるか医師の確認が必要になります。
巻き爪の原因
下記の原因などから、巻き爪になってしまうことが考えられます。
巻いた爪の先が皮膚に刺さってしまい、炎症を起こしてしまっている状態を”陥入爪”と言います。細菌感染を起こしてしまうこともありますので、注意が必要です。
- 先の細い靴やヒールの高い靴を履いたりして足の指が圧迫されている
- つま先が外側を向いて歩く癖がある
- 爪を切る時に深爪になってしまう
- 水虫など爪に感染があった
- 関節リウマチ、糖尿病、痛風など内科疾患がある
巻き爪の矯正方法
B/Sスパンゲ
当院の治療では、ドイツ発祥の『B/Sスパンゲ』という方法で矯正を行なっていきます。
グラスファバーを含んだ特殊なプレートを使用する矯正方法となります。
変形した爪の表面をきれいに処理し、これを爪の表面に装着し、プレートがまっすぐに戻る力を利用して爪の形を正常なアーチへ矯正していきます。
プレートの装着直後から矯正が始まる為、爪による圧迫が軽減され、早期より痛みの緩和が期待されます。
『B/Sスパンゲ』は手術のように外科的な処置をすることがありませんので、施術時の痛みがほとんどないことも特徴となっています。また、ワイヤー矯正のように爪に穴をあけることもありませんので、爪自体を傷つけることはありません。
装着後、入浴や運動も可能ですので、日常生活での制限がほとんどなく、矯正中もストレスなく日常生活を送っていただけると思います。
診療の流れ
初診
診察後、矯正法など今後の方針を決めていきます。
矯正予約
診察後、リハビリ室にて矯正の予約をお取りいたします。
矯正
矯正の経過を追うために、爪の外観の写真を撮影させていただき、爪の幅を測定します。矯正を行います。矯正時間は、1つの爪に対して約30分程度かかります。
※自費診療
次回の予約
矯正経過や爪の状態に合わせて、次回の予約を行います。ひと月に1回程度の矯正を行っていき、痛みや爪の変形が矯正されたら終了です。
巻き爪矯正にかかる費用
治療法:B/Sスパンゲ | 費用 |
---|---|
軽度 | 5,500円/本(税込) |
中度 | 6,600円/本(税込) |
重度 | 7,700円/本(税込) |
- ・プレート除去:1,100円(税込)
- ・幅広プレート:1,100円(税込)※幅が広く、矯正力が高いもの。
矯正後の予防・セルフケア
- 先の細い靴やヒールなどの履物を控える
- サイズの合った靴を正しく履く。(靴紐を緩くしない)
- 爪を切る時に深爪になってしまう
- 足の指を使う体操を行う
- 深爪にならないように、爪の切り方を改善する